春の色・投稿のページ(うたのはなびら)【 山本瓔子・詩のギャラリー公式サイト】

うたのはなびら


春の色

BUN

春の色は艶やかで
まるで乙女の頬をそめるはじらいの色のよう

風は時に強く吹くけれど
それは襟元に心地よく身体をすりぬけていく

春の輝きは突然にやって来て
戸惑う私は光りの中で溺れてしまいそうです。

きらめきは暗く澱んだ心を切り裂いて、
一瞬のうちに私を光りの中に誘う。

悲しみは彩りに変わり 怒りさへうつろう。


私は今ここにいる。